べっ甲(赤道直下の海亀でタイマイと称される)細工の歴史は古く、正倉院の宝物の中にも認められます。当時から希少価値があり高価なものでした。 甲羅を巧みに加工・細工(日本だけの技術)し、奥深く温かみのある透明感、独特の自然の光沢のある艶と色合いが現代まで多くの人達に愛されてきました。
珊瑚はヨーロッパでは古く新石器時代から装飾用として使われ、日本には仏教とほぼ歩みを同じく伝来しました。
日本で本格的に採取されているようになったのは明治以降です。
洋の東西を問わず、珊瑚の赤い色は生命力であり、様々な災難から身を守ってくれる霊力があると信じられてきました。
日本では仏教の七宝である珊瑚は魔除けとして使われ江戸時代末期以降日本を代表する貴重な財宝として珍重されてきました。
べっ甲・珊瑚の専門店「仲見世 ツルヤ」は百数十年の昔から、仲見世通り観音様より最後のブロックの中程で商いさせて頂いております。 時代々々に合わせたデザイン豊富な和洋各種のアクセサリーはもとより、数珠類、お香、お線香など幅広く取り揃えてございます。
是非一度ご来店下さいませ。一同心よりお待ち申し上げております。